季節が真冬から初夏へめぐる中
2月から始めた味噌仕込みシーズンが終わりました。
一期一会の出会いを楽しみながら
振り返ればあっという間の4ヶ月間でした。
最後は本当に忙しくて、
「あと何回!」とゴール目指して頑張りましたが
終わってみると
「あー、今年も終わっちゃった」
なんて思う私。
今年で「みそ部」は13年目。
今年は何回仕込んだかしら?
たぶん22〜23回、
味噌にして1tくらいは仕込んだと思います。
まさかこんなに味噌を仕込む人生になるとは!笑
ベテランさんも増えて、
部長の私はいつになく肩の力が抜けて
いい仕込み会ができたように思います。
おかげさまです。
グループ仕込み会のお昼には、
ときどき予約のカレーランチもやったりして。
これがなかなか好評でした♪
重ね煮野菜たっぷりのひき肉カレー。
隠し味の三年味噌がミソ。
またやりたいです。
大勢でわいわい仕込む、昔ながらの味噌仕込み。
家族やご近所さん、初めましての人同士も
いつのまにか自然に打ち解けてしまうのが不思議。
味噌仕込みマジック♪
終わる頃には「また来年もここで!」なんて会話も。
嬉しい限りです。
さらに今年は
「味噌仕込み合コンやらせて〜」と
若い友人からの持ち込み企画も。
これは斬新!面白かった♪
あれから恋は芽生えたでしょうか?
来年は「味噌仕込み婚活」もやったらいいな、と。
最近は「絶対」っていう言葉をあんまり使わないけれど、
これは絶対いいと思うなー
プロポーズの言葉は、
「あなたの味噌汁が飲みたい」
なんていかがでしょう?
唯一の弱点は、
部長が独身であまり説得力ありません。笑
シーズン最後の3週間は、
味噌仕込み会と同時に
修学旅行生の民泊の受け入れも週2回ずつ。
かなりハードだったけれど、
充実の日々でした。
大阪の中学3年生の女の子達と
一緒にご飯を作ったり、
筍を掘ったり、
味噌を仕込んだり、
果樹園の作業をしたり。
一つ一つのことに新鮮に感動して
喜んでくれたかわいい子達。
(汲み取りトイレや虫で大変なこともあったと思いますが…)
そんな姿が、
13年前に私が「中川村へ帰ろう!」
と思った頃の気持ちを思い出させてくれました。
七代の魅力も、
きっとそんな身近なところにあるんだと思います。
ついつい他の素敵なお宿と比べてしまうことがあるけれど。
いま・ここにしかない時間や体験。
暮らしそのものを存分に味わっていただけるように
これからもお客さまをお迎えしたいな。
今日は穏やかな雨の日。
おもいつくままに。