毎月開催している、書の会。
講師の甕恵美さんが、
素敵なカレンダーを届けてくれました♪
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今は「春分」、もうすぐ「清明」。
そんな二十四節気を、さらに細かく分けた
七十二候。
5日間ごとに、その時季だけの言葉たちが紡がれます。
この5日間は、
「雷乃発声」
全く読めませんでしたが。笑
「雷すなわち声を発す」
恵美さんのカレンダーは
言葉のイメージに合わせて毎回書体も変わるんだそう。
今回は甲骨文字で書いたそうです。
雷のイメージにぴったりですね〜
月の満ち欠けもうれしい♪
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そういえば、祖父が生きていた頃。
節分で豆まきした後、拾った豆を空きビンにとっておき、
節分以来の初めての春雷を聞いたら食べる
という習慣がありました。
たしか「風邪をひかないように食べろ」と言われたような…?
当時は本気になんてしなかったけれど、
季節に合わせた小さなおまじないがある暮らし。
今振り返ると、心和みます。
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それにしても。
七十二候を作った頃の日本人たちは
こんなにも微細な季節の移ろいを感じながら
日々を暮らしていたんだなぁ!と。
そして、その言葉の表現の豊かさにも
惚れ惚れします。
AIも天気予報もなくても、
色んなことを今よりも豊かに
…もしかしたら、時にはもっと正確に
自然から感じとっていたんじゃないかな?
今となっては便利快適は手放せませんが。
どこまでが必要で、心地よさを感じるのか。
忙しい日常の中にも
自分のものさしを確かめるような
そんな時間を持ちたいな。
このカレンダーを見ながら、
時々ハッとするような
豊かな気づきをもらえる気がします。