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【カヤ日記⑦】お彼岸ピクニックと、本気の年輪数え

 

3月下旬。

カヤがいなくなった丘は広々として、

その存在感がとても大きかったことを実感。

丘の端っこに鎮座する

大きな大きな切り株に座ると、

川風が気持ちいい♪

まるで天竜川へ漕ぎ出しそうな気分になります。

 

このひと月あまり、

カヤに夢中で滞っていた色々を片付けているうちに、

あっという間にお彼岸を迎えました。

 

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3月18日、土曜日。

「母に教わっておはぎを作ろう」と思い立ち。

せっかくならお重に詰めて、あの丘で食べたいな!

近所の友人たちも誘って、

カヤのいた丘でお彼岸ピクニックを企画しました♪

 

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おはぎは、きな粉もゴマもあんこも、

ぜーんぶ甘い!

砂糖の甘さが昔は贅沢だったんだろうなぁ。

ご飯に甘いのって、ちょっと苦手だったけれど…

こんな風に食べたらしみじみ美味しかった。

 

大人も子供も一緒に

おかずやおやつを持ち寄って、

のどかな時間。

賑やかなお彼岸。

カヤを植えた先祖たちも、あちらから見ているかしら?

 

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お腹がいっぱいになった昼下がり。

いつもお世話になっている

歴史民俗資料館のYさんを誘って

本気の年輪数え!

 

伐倒の日にも数えましたが、

雨で濡れて年輪が見づらかったため

正確には数えられませんでした。

 

「今度は本腰入れて数えよう!」と、

マチ針とサンドペーパー持参です。

「50」「100」と、マチ針で目印をつけながら。

年輪がわかりにくいところは

サンドペーパーでこすって確認。

 

その結果…

カヤの実年齢は310歳と判明!!

みんなからは拍手〜!

 

ああ、すっきりした。

 

後で調べたら、

カヤが生まれた310年前は、

8代将軍・綱吉の時代。

有名なのは「生類憐みの令」だったかな?

 

ひたすら暗記するだけだった日本史が、急に身近に感じます。

その当時、この村やこの家族はどんな暮らしだったんだろう?

想像が膨らみます。

 

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さてさて。

丘に残されたのは

枝・枝・枝の山!!

 

片付けなくちゃ、と思うと途方に暮れてしまう量ですが。

何に使えるかなー?

と想像するのはワクワク楽しいです。

 

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太い枝も、細かい枝も。

葉っぱはまだ青々してとても綺麗。

使えるものはなんでも使ってみたい。

 

まずは葉っぱが枯れないうちに、

スワッグを作ることにしました。

(つづく)

 

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