3月11日、14時46分。
なんとなく予定を入れる気がしなくて、
空けていた土曜日の昼下がり。
特別な何かをするわけではないけれど、
やっぱりあの日に思いを馳せたいと思いました。
玄関を出て、いつもの散歩道へ。
このあたり前の日常の風景や営みが、
本当はいつだってかけがえのない日々。
穏やかな日和。
いつもの公園で、
陽の光をいっぱい浴びながら
フラを一曲踊りました。
『ハヌ アアラ』という今一番好きな曲。
「自然の音や匂いに
五感を澄ませてみれば、
進むべき道が自ずとわかる
大自然はいつだって教えてくれている」
そんなメッセージの曲。
人生で大事なことを始める時の、
寿ぎの歌なんだそうです。
「もし今日が人生最後の日だったら
やり残したことはある?」
と、自分へ問いかけてみる。
…あるなぁ!
先の不安ばかりに心と時間を費やさずに
「いま」「ここ」を味わい生きることにも
しっかり使おう。
そうしてできる心と時間の余白を
誰かのためにも使おう。
生きたくても生きられなかった人たちへ。
あたり前の日常が突然失われて
深く傷ついている人たちへ。
今日もかけがえのない日常に感謝しつつ。
追記:
「後生おそるべし」
今日の日めくりカレンダーの言葉。