136
comment 0

炭火と暮らす、七代の冬。

 

朝には薄氷が張る、今日この頃。

信州は本格的に冷え込み始めました。

 

夏には心地よい「部屋を渡る風」も

冬には戸を閉めてもすきま風。

七代の冬は厳しい!

…そこは、もともと「夏を旨とする」古民家。

しょうがないですねー。

 

古民家をばっちり断熱すると

シロアリ被害も増えるらしい、

なんて話も聞いたことがあります。

ならば必要あってのすき間風か。

シロアリ被害に比べたら、まだまし!(←経験者談)

 

がまんはとても苦手だけれども

今のところはこの説で自分を納得させている私です。笑

 

ーーーーーーーー

 

いつか台所にイエルカ・ワインさんの薪ストーブをいれるのが夢。

土間を復活させたら、ペチカも入れたい。

竹ボイラーでお湯を沸かして

足湯とシャワーができたらいいな♪

 

そんな夢を膨らませつつ。

今は灯油ストーブでお湯を沸かし、

湯たんぽのお湯で顔を洗い…

_dm38975

これはこれで、昭和ノスタルジー。

懐かしくて好きな営みです。

 

そしてさらに一昨年からは…

七代では炭火が大活躍中♪

七輪で美味しいものを炙りながら体が温まって

意外と暖も取れちゃうことも判明。

心も体もほっこりと、嬉しい時間です。

 

ーーーーーーーー

 

ここでちょっと炭自慢を。

 

七代で使っているのは、

炭の中でもたぶん最高級の信濃白炭。

超硬質で、まるで金属のような音がします。

(使い始めた頃にノコギリで切ろうとしたら

見事に歯がボロボロになってしまいびっくり!)

 

火色の美しさは、

何度見ても飽きません。

炭自体が透き通るような光の塊になって

うっとり吸い込まれそう…

お客さまとの夕食の時には、

いつも必ず電気を消して

まずこの火色を見ていただいています。

image3

「おお〜」という驚きの声と、

ため息が出る瞬間。

 

そして、信濃白炭の火持ちは抜群。

食事が終わっても

まだ炭が残る。

火消し壷に入れて消火すれば、

また次回使える。

炭の扱いにもだいぶ慣れてきました。

 

火をおこした後、

食事の時間になるまで

アイドリング状態でキープする、

なんていう裏技も!

 

付き合い方がわかると

かなり楽しいです♪

炭火がやってきて、

とても豊かな時間が増えました。

 

ーーーーーーーー

 

この信濃白炭を焼いてくれているのは

松本市在住の原伸介さん。

原さんの炭とご本人には

特別な想い入れがあって、

ここでは書ききれません。

 

一つ言えることは、

こんな炭を焼く技術は

今や文化財レベルじゃなかろうか。

まさに国の宝です。

 

文化財保護のためにも使い続けたい。

と、私は内心思っていたりして。

大事に、大事に。

楽しませてもらっています。

 

ーーーーーーーー

 

そんなわけで、

寒い冬ならではの楽しみも沢山あります♪

冬の七代を味わいに来ませんか?

 

IMG_1488

ちなみに寝室にはファンヒーターもありますのでご安心を!

 

Leave a Reply